のどの診察



    風邪

    風邪は、正式には風邪症候群といいます。80~90%はウイルス感染が原因です。主な感染経路は飛沫感染や手指を介した接触感染です。はなみず、鼻づまり、のどの痛み、咳、熱などの症状を引き起こします。通常は1週間程度で自然に治りますが、症状が強い場合や、治りが悪い場合は、医師の診察を受けたほうが良いです。

    扁桃炎

    風邪やストレス・過労などで体の抵抗力が落ちて、病原体の感染力が免疫力を上回ると、病原体が扁桃で増殖して、急性扁桃炎を発症します。
    原因となる病原体には、溶連菌・ブドウ球菌・インフルエンザ菌・肺炎球菌などの細菌や、アデノウイルス・EBウイルス・単純ヘルペスウイルスなど様々あります。細菌の中では溶連菌による扁桃炎が最も多いです。

  • 扁桃のはたらき

    扁桃腺は、口の中に入ってきたウイルスや細菌などの病原体から身体を守る「免疫」の働きをしています。

処置や入院が必要なことも!扁桃周囲炎・扁桃周囲膿瘍について

扁桃炎が悪化すると、扁桃の周りの粘膜まで腫れる「扁桃周囲炎(へんとうしゅういえん)」
扁桃の周囲にうみがたまる「扁桃周囲膿瘍(へんとうしゅういのうよう)」へ進行する
ことがあります。
気道(空気の通り道)を圧迫して息が苦しくなったり、うみが首の深いところや胸部まで広がり、最悪の場合には命を落とす可能性もあります。唾液が飲見込めない位のどの強い痛みがある場合、口の開きが悪くなる症状が出たときは注意が必要です。

治療は、抗生物質の投与だけではなく、排膿処置(穿刺・切開)が検討されます。
扁桃周囲炎・扁桃周囲膿瘍はしっかり治療をすることが重要です。入院治療が必要と判断した場合には、総合病院をご紹介させていただきます。